| インフルエンザ予防の基本はワクチン摂取を毎年うけることです。流行時になるとワクチンをしていてもインフルエンザにかかり「なんで」と疑問を抱く人は少なくありません。いまのワクチンは感染を完全に防いでくれるわけではないからです。ただ感染しても症状を軽くする効果はあります。その有効性は健康な大人で70〜80%、6歳未満の乳幼児は20〜40%、65歳以上の高齢者34〜50%です。現在まだ万全とは言えないワクチンだが摂取を勧められる理由は本人への予防効果からだけでなく家族、とくに発病すると重症化し易い高齢者、持病を持つ人(ハイリスク患者)への感染の危険性を減らすという狙いがあります。ワクチン以外の予防法としては発病2日以内に服用すれば大変効果のある抗インフルエンザウイルス剤が今年7月より治療だけでなく予防にも使えるようになりました。しかしこの方法はいつでも誰でもが対象でなく、かかると重症化し易い65歳以上の高齢者および13歳以上のハイリスク患者で同居者など周りの人がかかった場合に限ることになります。保険で認められず価格が高いのも難点です。その他流行が始まったら過労をさけ健康に注意すること、なるべく人混みに出ない。外出時はマスクを着用し、うがい、手洗いの励行なども予防上大切です。 |